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悩んだ先に光あり

                                 日本郵便 株式会社

 「私が山商に進学した理由は、豊富な検定などを活かして就職したいと考えていたからです。その頃の私は特にやりたいことも無く、明確な目標がなかったため進学は選択肢から除いて、事務職で安定した仕事に就いて少しでも早く親孝行がしたいと思うようになりました。
 事務職に就きたいと決めていただけで具体的なことを考えていなかった私が、本格的に進路を考え始めたのは、高校3年生の4月でした。そこで、自分自身が本当にやりたいことに気づいてしまいました。それが、英語を学びたい=「海外語学留学」です。私は中学の時に英語が好きになり、洋画や洋楽を沢山鑑賞するようになりました。それだけでなく、英会話がとても好きになり、英語が話せるようになるということは国境を超えて関わりが増える、つまり自分の可能性の幅が大きく広がるということに気づいたのです。英語が出来れば、中南米などの貧困で困っている人へのボランティアが出来ますし、日本の文化を広めることだって出来る。そういった理由で留学したいと両親に相談しました。しかし両親は大反対。理由はその時丁度世界を騒がせていたコロナウイルスの影響でした。もちろん私の気持ちは本気だったのでパンフレットも沢山集め、家で何回も話し合いを重ねました。その話し合いは両親と本音で話し合うことが出来るきっかけでもありました。結果涙を流してしまう場面もありましたが、親と担任の先生と十分に話し合った結果、自分の命に関わることだからそればかりはしかたがないと、現時点での留学を諦めた訳ではなく、海外就職を夢とし、日本でもできる英語を勉強していこうと決めました。
 そうして進路活動がだんだん忙しくなり周りもピリピリしている中、私は部活動も疎かにはできない状況でした。陸上部に所属していましたが、小学校と中学校でやっていたバスケットボールのお陰で脚力には自信があり、800mを専門として活動してきました。高校1年生の時に新人大会の東北大会で入賞し、もっと上に行きたいと思い、インターハイ出場を目標として練習に励んできました。そして、高校3年生の東北総体で8月に行われるインターハイ出場枠を勝ち取りました。しかしインターハイは夏休み中、就職先を決めなければならないとても大事な時期でした。職場見学もあり、友達は複数見学しているにも関わらず、私は学校へ行ける日もあまりありませんでした。皆から遅れをとっている、行きたい職場の申し込みが終わってしまったらどうしようと、ただただ不安が募る一方でした。どちらも疎かにできない、そう思った私は、今の自分にできることに精一杯取り組みました。まず、メリハリをつけること。部活動になったら部活動のことだけに集中して、丁寧に取り組む。そして部活動が終わったら、少しでも時間を有効に活用し、自分の行きたい職場について不備がないように徹底的に調べること。そうしているうちにボランティアや地域貢献ができる日本郵政を見つけました。幸いなことに山商指定枠を頂き、まずは一安心。履歴書に自分で書いた部活動の功績や取得した資格等を見た時、沢山の人に支えられてきたのだなと実感しました。面接練習にはとても苦戦しました。緊張すると頭が真っ白になってしまうため、何度も繰り返し、納得がいくまで練習しました。その結果、本番では練習の成果が発揮でき、楽しい会話のような感じでリラックスすることが出来ました。そして後日、合格内定の通知を頂き、春からは郵便局の窓口で働くことが決まりました。
 皆さんの中にもまだ進路で迷っている人は沢山いると思います。でも、心配しないで沢山悩んで下さい。辛くなったら周りに支えてくれる人が沢山います。感謝の気持ちを忘れずに、自分の進路実現に向けて頑張ってください。応援しています。
 



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