燃えて輝け輸誠の力!

山形市立商業高等学校

学校案内

校舎も新しくなり、更に魅力ある商業教育を目指し様々な事を通して、
地域と共に学校の様々な情報をご紹介します。!

山形市立商業高等学校 > 学校案内 > 校長挨拶・教育目標・経営方針・本年度の重点目標

校長挨拶

本校の歴史・校訓

 本校は大正7年に開校した、創立106周年を数える歴史と伝統のある商業高校です。
本校はその創立にあたり、現在の山形銀行の前身である両羽銀行の頭取長谷川吉三郎氏より土地・建物の提供を受け、商都山形を一層発展させたいという先達の商業教育にかける情熱によって誕生しました。
設置者である山形市からは、学校運営に対して手厚い大きなサポートを受けています。
 本校の校訓は、「輸誠」(ゆせい)という言葉です。輸誠は「誠をいたす」とも読みます。その意味は、「自己を偽(いつわ)らず、他を偽ることなく、真心をもって物事をなす」ということです。
本校は、この輸誠の精神を教育の根本に据え、あらゆる教育活動を通して、他から信頼される人づくりに努めています。

本校生の活躍・進路

 輸誠の精神の下、社会に巣立った卒業生は3万5千人を数え、経済界を中心に県内外の各界において活躍しています。
1956年のメルボルン五輪レスリング・フェザー級で金メダルを獲得し、後に日本レスリング協会の会長を務められた笹原正三氏は、本校の最も誇りとする偉大な先輩の一人です。笹原氏からは、創立100周年を記念して、金メダルが本校に寄贈されました。
 本校は商業高校としての特長を生かし、日ごろの学習の成果を確認するために各種検定試験に対する取組みに力を入れています。
全商協会主催の検定試験などに加えて、日本商工会議所主催の簿記検定やリテールマーケティング検定、経済産業省主催のITパスポート、日本英語検定協会主催の実用英語技能検定などを積極的に受験し合格しています。
進路面では、就職が全体の2割で、公務員や県内外の有力企業に就職し、そのほとんどが県内就職です。
進学は、国公私立の四年制大学に5割、短期大学、専門学校等を含めて8割近くにのぼります。首都圏の有力私大への進学が特徴的です。このように、“高いレベルで就職も進学もできる商業高校”として、関係者から高い評価を得ています。
 また、部活動においては、全国を舞台に活躍した部活動は運動部・文化部合わせて10を超え、こうした活躍は、山形市民・県民の期待に応えるとともに、周囲に元気を与えています。

新たな100年に向けて ~日本一の商業高校をめざす!~

 元号が「平成」から「令和」に改元された年に、本校は新たな100年のスタートを切りました。次の100年に向けて、日本一の商業高校をめざすべく、新しい学校づくりを行っています。県内高校初となるPFIによる事業手法によって校舎等改築事業を行いました。令和4年4月には校舎棟と体育館棟が完成し供用を開始し、グラウンド整備も進み、充実した運動施設も整備されました。
また、学習指導要領の改訂に伴い新しい教育課程を編成するとともに、学科構成を改編しました。さらに、生徒の多様な興味・関心や進路に対応したきめ細やかな教育を実現するとともに、生徒一人一人の能力・個性に応じた個別最適化された学習環境を実現するため、単位制を導入しています。
山形市立商業高等学校は、新しい時代にふさわしい「魅力ある商業教育」を創造し、専門分野の高い知識・技能を身に付け、変化の激しい時代を逞しく生き抜く力を備えた優れた人財を育成してまいります。

      令和6年4月1日                               山形市立商業高等学校  校長 地 主 佳 子

歴代校長

初 代

渡辺 徳太郎

大正7年4月30日-昭和8年9月30日

第2代

住登 勝蔵

昭和8年11月27日-昭和16年12月27日

第3代

川村 平七

昭和17年2月21日-昭和19年2月3日

第4代

今田 実

昭和19年3月31日-昭和21年3月31日

第5代

矢部 一郎

昭和21年4月1日-昭和23年11月4日

第6代

岩掘 庄作

昭和24年2月28日-昭和27年3月31日

第7代

関原 吉雄

昭和27年4月1日-昭和31年3月31日

第8代

金森 一平

昭和31年4月1日-昭和36年3月31日

第9代

中山 二郎

昭和36年5月16日-昭和39年3月31日

第10代

庄司 徳治

昭和39年4月1日-昭和39年8月31日

第11代

遠藤 修平

昭和39年9月1日-昭和46年3月31日

第12代

田口 勝海

昭和46年4月1日-昭和48年3月31日

第13代

高山 法彦

昭和48年4月1日-昭和52年3月31日

第14代

軽部 晋四郎

昭和52年4月1日-昭和53年3月31日

第15代

後藤 孝夫

昭和53年4月1日-昭和57年3月31日

第16代

高橋 秀

昭和57年4月1日-昭和60年3月31日

第17代

大内 和雄

昭和60年4月1日-昭和62年3月31日

第18代

西塚 常弥

昭和62年4月1日-平成5年3月31日

第19代

山口 隆司

平成5年4月1日-平成7年3月31日

第20代

田口 健一

平成7年4月1日-平成9年3月31日

第21代

庄司 昌弘

平成9年4月1日-平成12年3月31日

第22代

濱田 卓良

平成12年4月1日-平成15年3月31日

第23代

角川 信一郎

平成15年4月1日-平成18年3月31日

第24代

相馬 周一郎

平成18年4月1日-平成20年3月31日

第25代

今野 清

平成20年4月1日-平成24年3月31日

第26代

武田 悟

平成24年4月1日 平成26年3月31日

第27代

小川 秀人

平成26年4月1日-平成29年3月31日

第28代

井関 滋夫

平成29年4月1日-平成31年3月31日

第29代

小林 勝喜

平成31年4月1日-令和6年3月31日

第30代

地主 佳子

令和6年4月1日-現 在

教育目標

 校訓「輸誠」を根本精神として、真理と正義を愛するとともに、人間性を尊重し、勤労と責任を重んじ、心身ともに健全で、よく他からの信頼に応え、 「いのち」を大切にする人間の育成を期す。
特に、本校は、普通教育及び商業に関する高度な専門教育を施す上において、次のような人材の育成に努める。

  1. 豊かな情操と徳性を備え、自主的に行動する気概ある人
  2. 信義を重んじ、「先事後得(せんじこうとく)」の精神に徹する人
  3. 一般教養と専門知識・技能を兼備し、生涯にわたって学び続ける人
  4. 国際的視野を備え、協調性に富み、進取の気性を持って時代の変化に柔軟に対応できる人

経営方針

  1. 「文武両道」を推進し、活力ある学校づくりに努める。
  2. 生徒一人ひとりを大切にし、個に応じたきめ細かな指導を徹底する。
  3. 教職員一人ひとりが、共通理解と協働を基に学校経営に当たる。
  4. 保護者や地域社会との連携を密にし、開かれた学校づくりを推進してより一層地域貢献に努める。
  5. 説明責任と法令遵守に努め、信頼される学校づくりを推進する。

本年度の重点目標

学習指導の充実

  1. 到達目標の明確化と確かな学力の向上
  2. 主体的・対話的で深い学びを実現する探究型学習の推進
  3. 予習・復習の習慣化と家庭学習の定着
  4. 社会に開かれた教育課程の推進とICT環境の効果的活用
  5. 学科の特性を生かした教育活動の充実

進路指導の充実

  1. 3年間を見通した計画的・組織的な進路指導の推進と高い目標の設定
  2. キャリア教育の推進とインターンシップの充実
  3. きめ細かな指導による多様な進路希望の実現
  4. 就職ガイダンス機会の充実
  5. 望ましい社会人として資質の定着

生徒指導の充実

  1. 規律ある生活習慣と品位ある生活態度の育成
  2. 積極的な部活動による豊かで活力に満ちた学校生活の確立
  3. 生徒会活動や各種行事の一層の充実
  4. ボランティア活動や地域貢献活動などの推進
  5. 規範意識、社会性を高める道徳教育の推進
  6. いじめ防止への組織的な対応の確立
  7. 問題の早期発見に向けた定期的な個人面談の実施(面談週間年二回設定)

保健活動の充実

  1. 生徒と教職員の心身の健康の保持・増進
  2. 学校カウンセラーと連携した教育相談活動と支援活動の充実
  3. 校舎・校具の愛護と清掃指導の徹底
  4. 活発で自主的な保健委員会活動の推進
  5. 特別支援教育の理解と指導の充実

安全・安心な学校づくり

  1. 保護者の学校行事等への積極的参加とPTA活動の充実
  2. 適切な情報発信による家庭・地域との信頼関係の確立(HP等活用)
  3. 危機管理体制の確立と防災教育及び救命救急教育の推進
  4. 施設・設備の点検・整備とその有効活用
  5. エコ活動の推進と物を大切にする心の醸成

読書活動の充実

  1. 図書館の積極的活用の推進
  2. 望ましい読書週間の定着

信頼される学校づくり

  1. 学校連絡メールの有効な活用
  2. 校舎等改築事業を着実に実施
  3. 新学習指導要領に基づく、新教育課程の編成

学校案内一覧へ

TOPへ