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女子バドミントン部合同合宿

一時涼しくなってきたと思ったら、また暑い暑い夏に戻りました。
7月下旬に始まった「熱戦再来!北東北総体」も順調に進んでいます。個人対抗シングルスに選手が出場する女子バドミントン部ですが、バドミントン競技は8月15日開始のため、夏休み返上で調整しています。
そんな中、以前から交流のあった岩手県立大船渡高等学校のバドミントン部のみなさんを迎え、8月4日から7日まで合同強化合宿を行いました。
3月の東日本大震災で甚大な被害を受けた大船渡市ですが、バドミントン部のみなさんも震災時はバドミントンシューズのまま高台に走り、何とか難を逃れたようです。
しかしながら現在も家族とともに仮設住宅に暮らす部員の方もいらっしゃるようですし、同校の生徒・関係者の中にも貴重な命を津波にのみこまれた方かいらっしゃると伺いました。
そんな折、学校の施設が地震等で倒壊し、練習もままならないという話を聞きました。
ましてや合宿をして練習するなどという状況にはとてもないことを知り、今回の本校における合同合宿実施の運びとなりました。大船渡からは顧問の先生と生徒6名の計7名の方が参加されました。


昨日の夜は練習終了後、本校の生徒と一緒に山形花笠まつりの見物にもでかけました。
大船渡高校のみなさんには「忘れかけていた」にぎわいのようでした。
バドミントンの練習だけではなく、このような機会も含めて交流し、、本校の生徒にとっても貴重な経験となったように思います。ちなみに、大船渡高校の生徒のみなさんは花笠まつり見学から帰った後も、元気にラケットを握ってコートに入り、昼の練習の続きをやっていました。一時も無駄に過ごしたくないという思いがひしひしと伝わりました。
ついでにもう一つ。被災したことを知り、全国のバドミントン関係者からシューズやユニホームなど多くの支援物資が届けられたそうです。「バドミントン」でつながった人々の大きな絆、助け合う心の美しさにも感激した次第です。
来年の夏はインターハイの会場で会えればいいですね。
まだ大変な状況がつづくとは思いますが、
様々な形で応援しています。
負けないでください!!

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