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自分自身を信じて未来を切り拓く

                                 山形県警

 私は入学当初から公務員を志望していました。当初はどんな公務員の仕事があるのかも知らず、「公務員になれたらいいな」ぐらいの漠然とした理由でした。しかし、2年の3学期に行われたガイダンスをきっかけに、公務員についてさらに調べたことで、公務員になりたいと思う気持ちが強くなりました。
 公務員になるためには、筆記試験である1次試験と面接や作文などの2次試験があります。公務員試験は倍率も高く、合格が難しいということは先生や先輩から何度も聞いてきました。しかし、勉強を始めた頃は試験を受けるという実感がなく、本格的に公務員勉強をしようという気持ちがありませんでした。学年があがり、テキストや教材が増え、朝学習が始まっていく中で、私はまだ不真面目だったと思います。配られた教材にも手をつけず、朝学習も行かない日があったりもしました。その結果、公務員模試を受けた際の判定が、自分でも驚くほど低かったのです。模試を重ねるごとに周りと差をつけられ、自分だけが公務員試験に落ちてしまうのではないかと不安と焦りでいっぱいになりました。その頃から本気で勉強に取り組むと決めました。専門学校が実施している無料講習や夏期講習会で解き方を覚え、学校の休み時間や電車の中などで勉強し、わからない所は公務員志望のみんなで教え合い一緒に努力したのです。夏休み期間には、町の図書館に朝の9時ころから午後の6、7時頃までこもって勉強していました。過去の先輩方の夏休みに1日10時間勉強したというのを聞いて、自分はそんなに続けられるだろうかと不安でしたが、勉強していると1日が過ぎるのが早くとても勉強が楽しかったです。私がこんなに続けられた理由としては、図書館で勉強する時間以外は勉強のことを忘れ、リフレッシュの時間をたくさんとっていたからだと思います。この習慣が身についたことで日頃の勉強に精を出せたのかなと思っています。
 私は教養試験の中の数的処理と判断推理、文章理解、資料解釈を重点的にやり込みました。これらの分野は40〜50問の試験の中で半分以上を占めます。また、ここの分野は、やりかたさえ覚えていればわりと解ける問題です。特に数的処理や判断推理といった分野を頑張りました。この分野は全問正解するという気持ちをもっていた方がいいと思います。この分野の他の政治経済や歴史や化学、物理といった分野は、頭に入る内容は限られてくるので点をかせぐのは正直キツいです。とにかく何度も何度も同じ問題を理解するまで解くということをやったほうがいいです。1つ理解できればその応用もすぐ解けるようになるので、しっかりと基本的なことをできるようにしましょう。ちなみに適性試験は、毎日やって速さに慣れるしか方法はありません。
 1次試験が終わり、次に待っているのが2次試験です。1次試験合格に喜んでいるのも束の間、地獄の期間が始まりました。1週間後に2次試験1回目の作文。その2週間後に2次試験2回目の面接がありました。作文試験までの間、毎日完全下校時間ギリギリまで作文を書き、先生に添削、助言をしてもらいながら作文練習をしていました。面接練習では、昼も放課後も何人もの先生方に相手をしてもらい、時間の許す限り練習させてもらいました。面接は私にとって1番の難所だったと思います。それまで受かることだけに必死になって、なりたい理由が漠然としすぎて、志望理由がうまく言えなかったのです。また、自分自身のリサーチ不足も重なり、面接練習では答えられず、頭が真っ白になったこともありました。しかし、先生方の親身なサポートにより、本番ではスムーズに進めることができました。
 私は自分の能力に自信を持っているわけではありませんが、人間頑張ればなんでもできると思います。今の成績や判定が悪くても、コツコツと積み重ねていけば必ず力になります。あと1番大切なのは、自分自身を信じることです。自信をもって試験を受けられるように頑張ってください。応援しています。
 



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